2008年6月購入のSEIKO SNX425K、所謂ミリタリータイプの初期タイプの最後期仕様です。 コレクション用に保管していたものですので、コマ詰めもしていないほぼ未使用品です。今となってはこのコンディションのものを入手できる可能性は殆ど無いと思われる希少品です。 この時計が、ミリタリータイプと呼ばれる理由はそのデザインがアメリカ軍が1975年～1983年にかけて採用した官給品企画MIL-W-46374Bに準拠しているからです。 MIL-W-46374Bは直径33mmの手巻き時計でしたが、SNX425Kの直径は34.5mmと僅かに拡大されていますが、それでも現行のミリタリータイプよりは本物に近いサイズです。今となっては女性用としても無理のない大きさといえます。 また、ムーブメントは世界最強レベルのタフネスを誇る自動巻きのCal.7S26（21石）を搭載しているのもポイントです。 購入から17年の時を経ていますが、数か月に1度の割合でオイルの顧客を防ぐ意味で作動させておりましたので、現在でも良好な作動状態を保っています。 文字盤はミリタリーウォッチの王道とも呼べるカーキグリーン。 ブレスレットはサテン仕上げのセミソリッド仕様ですので、セイコー5のようなチープさはありません。また、裏蓋は最後期モデルの特徴であるシースルーバックになっていますので、名機Cal.7S26の雄姿が覗けます。 付属品はセイコー純正の化粧箱、タグとなります。 往年の名品を抜群のコンディションで入手できるこのチャンスをお見逃しなく。